50代の『ボヘミアン・ラプソディ』
封切りから3週目に、夫婦で『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行きました。
テレビでは民放もNHKもこの映画を取り上げ、泣いた!感動した!◯回観た!と絶賛の嵐。
わたしも夫も、リアル『クイーン』世代なので、
そんなに話題の映画なら観に行こうか、と何年ぶりかで2人で映画です。
どちらかが50代の夫婦だと、『夫婦50割』が適用になり2人分で2200円です。
歳を取るのも悪くありません。
ネットで1番後ろのど真ん中を予約。
わたしは背が小さいので、前の席に大きな人が座るとその人の頭が邪魔してスクリーンが見えなくなってしまいます。
念のため、入り口でクッションシートをお借りして、牢名主スタイルでスタンバイ。
夫は咳が出やすい人なので、飴をポケットに忍ばせて映画の始まりです。
あまりに評判がいいので、本当かなぁ、流石に泣きはしないよな、と思っていたのですが…。
泣いてしまった 笑
隣を見ると、
夫も泣いていました 笑
あとから話すと、泣いたポイントは違っていたりしたのですが、
2人とも制作者の意図にハマって感動してしまいましたね、脱帽です。
久しぶりにクイーンのナンバーをたくさん聴いて、曲の制作秘話を知ったら、やっぱりすぐ聴きたくなります。
帰りの車中では、Amazon music をBluetoothで飛ばして再びミニ『ライブ・エイド』です笑
しかし、
自分もこれだけ感動しておいてなんなのですが、
リアル『クイーン』世代なだけに、
世代を超えたこの大ブームに、
少ーしだけモヤモヤを感じます。
それは、
あの当時もクイーンは有名だし、名曲もたくさん出しているバンドではありましたし、ファンも多かったですが…
世代を超えて誰も彼もが好き、
なバンドではなかったような気が…。
事実、わたしは当時洋楽好きで、来日する数々のアーティストのライブに行きましたが、クイーンは行っていません。
今回、映画でフレディの悩みや葛藤をしったから、クイーンの曲がぐっと胸に迫ってきたけれど、
クイーンの一曲一曲、音楽そのものだけを考えると、
当時は好きなジャンルとは違っていたので、
ライブには行こうと思いませんでした。
今思えば、一度くらいナマのフレディの歌声を聴いておけばよかったなぁ、と思いますが、
リアル『クイーン』世代なのにライブに行かなかったなんてイケてない若者だったね、と子らに思われたとしたら、
イケてないのは確かだけど 笑
クイーンは1ジャンルだったんだよー(たぶん)
と言い訳しようと思います。