国立歴史民俗博物館 佐倉
National Museum of Japanese History
Sakura,Chiba
先史・古代の展示が今春リニューアルされたので、久しぶりに佐倉の国立歴史民俗博物館に行ってきました。
わたしは子どもの頃から民俗学や文化人類学が好きで、社会人になってからは歴博友の会にも入り、年に数回は埼玉から佐倉に通っていました。
友の会に入ると国立歴史民俗博物館展示ガイドブックを頂けるのですが、独身時代の夫もこのガイドブックを持っていたので、「この人は好きなものが似ているなぁ」と思ったのを覚えています。
周りにいなかったです、このガイドブック持ってる人。だから、とてもうれしかったし、結婚後もこうして何度も夫婦で歴博に来られるのが有難いです。
日本の最高の学者さん達の研究のエッセンスが凝縮された博物館。
こんな楽しいところが日帰り圏内にあることに幸せを感じます。
リニューアルされた先史・古代の展示は、前よりギュギュっと盛りだくさんな感じで見どころ満載です。
この第1展示室だけでかなり時間をかけてしまいましたが、来たからにはやはり全部観たいので、第6展示室まできっちり回りました。
何度も観てるのに、なぜか毎回初めて知ることがあり(自分の記憶力が悪すぎるせいです)、今回は峠の釜めし「おぎのや」の陶器の釜(釜っこ)が益子焼のつかもと製だということ、つかもとが全国のお弁当屋さんに働きかけて、それに乗ったおぎのやの釜めし弁当が大ヒットした、という事実。
それと、軍隊の起床ラッパの音源を聴いて
あ!これは生前父が歌ってくれた『のらくろ』の
♪
起きろ
起きろ
みな起きろ
起きないとブル隊長に叱られる
♪
のメロディ!
と気づいたこと。
もののけの夏
展示室にはたくさんの人が来ていて、盛況でした。