紙の博物館 浦和から飛鳥山まで自転車散歩 第1館目
ぐるっとパス 14館目
浦和から飛鳥山へ自転車散歩
の記事に書いたように、1月の土曜日に東京都北区の飛鳥山にある3つの博物館を訪れました。
JRや都電、徒歩で飛鳥山に行く場合は、小高い飛鳥山の頂上まで飛鳥山モノレール「アスカルゴ」に乗ればよいのですが、今回は自転車です。
飛鳥山のふもとは自転車駐輪禁止なので、飛鳥山の中腹まで明治通りを自転車で登り、本郷通りと交わるところにあるスロープを使って博物館まで自転車に乗ったまま進みます。
明治通りの坂はちょっとキツいので、途中から自転車を降りて押して歩きました。
公園のスロープは自転車に乗ったままで大丈夫な斜度です。
博物館の真ん前に駐輪場があるので、そこに自転車を停めました。
3館並ぶ博物館の最初に入ったのは
紙の博物館。
博物館が山の斜面に建っているので、入り口が2階になります。
正面入り口の自動ドアを入ると、右手にとても大きなタンクが展示されています。
この釜でぼろを煮てパルプを作っていたそうですが、パルプは木を煮たものだとばかり思っていました。
紙は日常欠かせないものなのに、知らないことだらけなのかも…。
中の展示に期待を寄せるエントランスですね。
受け付けでぐるっとパスを出し、中に入ります。
壁に貼ってある長い紙、世界最大級の洋紙だそうです。
携帯電話にも紙が使われているとは!
紙は木の繊維からできていると思っていましたが、原料の60パーセントが古紙なんだそうです。
新聞や折込チラシの他に、牛乳パックもリサイクルに出しますが、牛乳パックはもう次には牛乳パックには使われず、衛生用紙になるそうです。
A版とB版。
この椅子、段ボールでできています。
大人のわたしが座ってもビクともしません。
3階に上がります。
3階はコンピュータや仕掛けのある展示で、子どもも楽しめそうな学習コーナーになっています。
4階に上がります。
ヘアスタイル(ちょんまげ各種)を替えて楽しむおもちゃ。
江戸時代にも着せ替えってあったんですね、面白い。
紙が使われているジーンズ!
紙衣ですね。
丈夫で洗うこともできるそうです。
1階に降りると、記念碑コーナーと紙すき教室があります。
ちょうど紙すき教室が始まったばかりで、この日は中国人の団体さんが参加して賑わっていました。
展示を見終わり展示室を振り返ると、頭上に大きな凧。実物はもっともっと大きくて24畳大⁈
うちのリビングより広い…(笑)
そんな大きな凧をコントロールして戦うなんて、ちょっと想像の範囲を超えています。いったい何人で操るんでしょうか。
しろね大凧、見に行ってみたいです。
そして、コートや手荷物を預けたロッカーのそばには段ボールでできたパンフレットラックがありました。
さすが紙の博物館です。