渋沢資料館 浦和から飛鳥山まで自転車散歩 第3館目
別記事の
浦和から自転車散歩
で書いたように、
1月の土曜日、飛鳥山の3つの博物館と、王子駅の近くにあるお札と切手の博物館を巡るために、浦和から王子まで自転車で来ました。
紙の博物館
北区飛鳥山博物館
を観て、
3つ目は
渋沢資料館です。
渋沢栄一の渋沢です。
近代日本の経済社会の基礎を作った渋沢栄一の生涯と事績に関する資料が展示されています。
入り口に渋沢栄一のパネルと、大きな胸像があります。
紙の博物館と北区飛鳥山博物館はぐるっとパスで入場できるのですが、渋沢資料館は入れません。
エントランスの券売機でひとり300円也の入場券を2人分購入しました。
ちなみに飛鳥山の三館共通券(720円)というのもあるので、ぐるっとパスを持っていなかったら共通券を購入すると良いと思います。
こちらの渋沢資料館内の展示は撮影禁止です。
ただ今回は
渋沢平九郎と一緒に写真を撮ろう
というコーナーだけは撮影OKとのことでした。
渋沢平九郎?
どなた?
と思ったら、渋沢栄一の養子で戊辰戦争で20歳で亡くなった方だそうです。
すごいイケメンですね。
とても凛々しい。
さて、肝心の渋沢栄一についてですが、この飛鳥山は渋沢栄一が住まわれていた場所なんですね!
展示を見てはじめて知りました。
1945年4月の空襲で建物の多くが消失してしまったそうですが、資料館と小径を挟んで向こう側に青淵文庫(せいえんぶんこ)と晩香廬(ばんこうろ)は現存していて、さきほど購入した入場券で中に入って見学できるとのこと。
さっそく見に行くことにしました。
2つの建物ともにすぐ目の前ではありますが、何しろ真冬の強風日です。
資料館のリターン式のコインロッカーにコートを預けてあるので、コートを取り出すべきかちょっと悩み、資料館のスタッフの方に聞いてみました。
スタッフの方いわく、青淵文庫も晩香廬も暖房されているとのことなので、コートなしで外に出ると、
さ、寒いっ!
一刻もはやく青淵文庫内に入らなきゃ、と思ったのですが、まぁなんと素敵な外観でしょう。
寒いけれど、これは写真を撮らなくてはもったいない。
中に入ります。
壁の呼び鈴。
タイル。
これは、暖炉風の電気式暖房だそうです。
建物の中もとても優雅ですね。
もうひとつ現存する建物、晩香廬に向かいます。
再び、寒い!
芝生の庭を突っ切って青淵文庫を振り返った写真。
消失してしまった山形亭の跡。
晩香廬です。
中は撮影禁止なので、外観だけ撮りました。
中もバンガロー風で、ここでおもてなしを受けた方々は心から寛げたのではないでしょうか。
青淵文庫は靴のまま入れますが、晩香廬は靴を脱いで上がりました。
室内はダイソンのファンヒーターが稼働中で、暖かかったです。
資料館にコートを取りに戻り、しっかり防寒をして次の目的地、お札と切手の博物館に向けて自転車で出発です。
お札と切手の博物館については、別記事で紹介します。