お札と切手の博物館 浦和から飛鳥山まで自転車散歩 第4館目
1月の土曜日、お札と切手の博物館に行きました。
当日は浦和から飛鳥山まで往復30キロメートルを自転車で行き、飛鳥山の3つの博物館(紙の博物館、北区飛鳥山博物館、渋沢資料館)と、JR王子駅から徒歩3分の
お札と切手の博物館
計4館を訪れる小さな旅です。
(飛鳥山の3つの博物館と、自転車散歩については、それぞれ別記事に詳しく書いてあります。よかったら、そちらもご参照ください)
飛鳥山の3つの博物館を見学したあと、北区飛鳥山博物館の目の前の駐輪場にとめてある自転車に乗り、明治通りを降りて王子駅前を通り、お札と切手の博物館の前まではおよそ750メートル、ほんの数分で到着です。
王子駅から250メートルという近さなので、ほとんどの方は歩いてくるのでしょうね。
専用の駐車場はありませんが、駐輪場もざっと見た感じですが、見当たりません。
博物館の前に、前輪をラックに入れて停めて、利用後に精算機で料金を支払うタイプの公共の駐輪スペースがあるので、そこを利用すればいいのだな、とわかりましたが、満車です。
違法駐輪を自転車を撤去されても困るので、道沿いに自転車を押して歩いて次の公共駐輪スペースへ行ってみたら、1台分だけ空きがありました。
わたしの自転車をそこに停め、夫はもうひとつ先の公共駐輪スペースで空きを見つけて停めました。
どちらも2時間までは無料です。
2人とも自転車を停める場所を確保したので、お札と切手の博物館に入りました。
撮影していいところとダメなところがあります。
撮った写真をもとに偽造に使われたら困るような展示が、撮影NGみたいです。
偽造防止の技術がすごいです。
1億円、重いです。
10キログラムもあります。
体積もけっこうなボリュームです。
わたしが幼い頃、3億円事件が起きました。
3億円って、30キログラム。
この体積の3倍。
どうやって偽白バイに載せたんだろう?
スクーターなら足元に置けるけど、バイクだし。白バイのキャリーケースにこの量は入りそうもないし…。
1億円から、かなり思考が脱線しました。
2階に上がります。
切手といえば。
50代以上の方なら、記憶にあると思うのですが、昭和30〜40年代くらいに切手収集ブームがありました。
わたしも小学校低学年の頃、切手帳を2冊持っていました。
外国の切手用と日本の切手用です。
外国の切手はほぼ消印が押されている使用済みのものですが。
わたしの母が結婚前、総合商社に勤めていた頃に集めた切手を、譲り受けたので、ほとんど使用済み切手なのです。
日本の切手は、祖母が若い頃に買った切手や、郵便局に並んで買ってもらった記念切手や、自分でコインやさんで買ったものなど未使用の切手です。
大人になって、昔集めた切手が高額で取り引きされていると知りました。
それで、たまたま仕事で知り合った切手マニアの方に、
わたし、その切手持ってるんです。
今すごく高いんですってね?
と聞いたところ、
手で触った?
指紋ついたら価値がないんだよ
と。
残念、ベタベタ触ってしまいました(笑)
切手帳に、デザインや色ごとに、コレクションが増えるたびに並べ換えるのが楽しかったんです。もう、ベッタベタです。
と、珍しい切手の展示から、またもや思考が脱線です。
さて、展示を全て見て外に出ると、もう陽が傾いています。
お札と切手の博物館に入る前、
「見終わったら赤羽まで移動して、『せんべろ』しようか?」(自転車も酒酔い運転はダメだから『べろ』にはなりませんが)
なんて話していたのですが、なんだか急にお腹が空いてしまって、わたしはこのまま何も食べずに赤羽まで自転車を漕げそうにありません。
赤羽せんべろは今日はパスして、王子でご飯を食べることにしました。
では、どこでご飯にするか?
赤羽に行くつもりだったから王子のお店の当てはつけていなかったし、駐輪スペースはまだどこも満車状態。
駐輪スペースを再度探すのは大変なので、自転車を停めてある目の前にある『餃子の王将』に入ることにしました。夫が半月ほど前から焼きそば食べたい、と何度か言っていたからです。中華屋さんなら焼きそば食べられます。
焼きそば・カニ玉・餃子・その他諸々…半分ずつのシェアですが、かなりハイカロリーなものを食べてしまいました。
でも、そのおかげで、帰路の15キロメートルもなんとかがんばれました。
家には18時台に戻りましたが、すっかり真っ暗です。
冬は日が暮れるのが早いので、もう少し早く帰れるようにすればよかったかな、と思いました。