北区飛鳥山博物館 浦和から飛鳥山まで自転車散歩 第2館目
ぐるっとパス 15館目
飛鳥山の3つの博物館。
最初に訪れたのは
紙の博物館
そして2館目は
紙の博物館のお隣にある、北区飛鳥山博物館です。
こちらも紙の博物館同様、2階が入り口になっています。
自動ドアを入ると受付があります。
ぐるっとパスで常設展と特別展示とアートギャラリーが見られると言われました。
常設展示室は1階なので、階段で降ります。
吹き抜けになっていて、外から見るよりずっと広い博物館のようです。
階段を降り切ると常設展示室の入り口に正倉(奈良・平安時代の米を納めた倉)があり、お人形同士が会話しています。
1階にも受付があり、展示の撮影をする場合には受付で申し込みの紙に氏名・電話番号・目的を記入します。
SNSにあげるために写真を撮ってもいいですか?
と尋ねると、OKとのこと。
目的の欄に「記録」と書き込みました。
首から下げる撮影許可証を受け取り、中に入ります。
常設展示室の中に入ったところ。
別の記事・浦和から飛鳥山まで自転車散歩 で、王子の名主の滝あたりの岸町という地名は昔海だったから?と考えながら自転車を走らせた、と書きました。
この解説パネルを見ると北区の岸町という地名は海または川の水辺のなごりのようです。
ちなみに、浦和にも岸町があります。
浦和という地名自体も入り江を表しています。
地名からかつての地形がうかがわれます。
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上の3枚の写真は中里貝塚です。
この貝層の厚さ!
幅100メートル、長さ500メートルから1キロ、貝層は厚いところで4.5メートルって((((;゚Д゚)))))))
ハンパではありません。
しかもほぼカキとハマグリだけなんて、よほど大きな加工場があったのでしょうね。現代人が思うよりも縄文人は経済活動が活発だったのかもしれないですね。
金輪寺御座所。
とても立派です。
王子名物 釜焼き玉子型のボタン押すと、江戸時代の北区の様子を解説する映像が見られます。
行楽弁当。豪華!
映像の建物や水路などの場合が、手前の模型の点灯でわかるようになっています。
荒川の河川敷や水辺の生き物たち。
水中が面白いです。
常設展示室は荒川の生態系でおしまい。
受付に撮影許可証をお返しして2階に上がります。
2階の特別展示室では、昔の道具展を開催中でした。
50代だと、さすがにこの時代の暮らしは体験していません。
ちょっと昔の展示
東京オリンピックの後に生まれたわたしですが、1歳代から記憶があるので、家に脱水ローラーのついた洗濯機があったのを覚えています。すぐに2槽式洗濯機に代わったのも記憶にあります。
うちのミシンは脚でオン・オフする電動ミシンでしたが、中学の家庭科室のミシンは足踏みミシンでした。その足踏みミシンで、作っても絶対に履かない(笑)タイトスカートやパジャマや割烹着を作りました。
黒電話やレコードプレイヤー、平成生まれの娘などは使い方もわからないでしょう。
新しい元号になったら昭和生まれは2つも前の時代の人ですね。昭和は遠くなりにけり、です。
飛鳥山の3つの博物館のうち、北区飛鳥山博物館には喫茶コーナーがあります。
朝日新聞で紹介されたようです。
上野にはたくさんの博物館美術館がありますが、ひとつひとつも展示が膨大だし、一度に全部回るのは難しいでしょう。
でも、飛鳥山はどの館も見ごたえがあるけど3つ全部見ることができます。
山を降りてちょっと歩けばお札と切手の博物館もあります。
王子は大人の遠足にぴったりなんですね。
ぜひたくさんの人に訪れて欲しいと思います。