神奈川県立歴史博物館 横浜の美術館&博物館めぐり その4
ぐるっとパス 19館目
神奈川県立歴史博物館
Kanagawa Prefectural Museum of Cultural History
本日の横浜の美術館&博物館 4館を歩いてめぐる旅、
そごう美術館(別記事 その1)
↓
横浜美術館(別記事 その2)
↓
横浜みなと博物館(別記事 その3)
と来て、ラスト4館目は
神奈川県立歴史博物館です。
実際に行ったのは1月ですが、
記事を書いている今は、2月13日。
2月9日土曜日のNHK『ブラタモリ』は武蔵小杉だったのですが、この神奈川県立歴史博物館の方が案内人でした。
その方・望月一樹さんは、川崎の歴史を研究して30年、特に武蔵小杉のことなら「遺跡から居酒屋まで」(笑)ご存知なのだとか。素晴らしい!
この、「遺跡から居酒屋まで」というフレーズ、とてもツボに入りました。
(ちょっと脱線しますが、「川崎を研究して30年」のナレーションを聞いて、そうか!ある地域について調べてもわからないときは、地元の博物館に問い合わせればいいんだ!と気づきました。実は今住んでいるところは静かな住宅地なのですか、その昔かなり遠くから参拝と行楽に大勢の人が訪れる何かがあったらしいのです。今は跡形もないので、どうやって調べればいいのかわからないでいました。郷土史家とか大学の先生とか、どこの誰に聞けばいいのだろうとここ数年悩んでいたので、ヒントを与えていただきました。)
こちらが神奈川県立歴史博物館です。
威風堂々ですね。
常設展と
平成30年度かながわの遺跡展 潮風と砂の考古学
http://ch.kanagawa-museum.jp/exhibition/3519
を見ることができました。
神奈川には鎌倉幕府があり、黒船が来ました。歴史の中で重要な場所なので、常設展の見応えがすごいです。ただ、展示物の保護のためには仕方ないですが照明がかなり落とされているので、50代の眼にはちょっと厳しかったです。
潮風と砂の考古学展は、テーマごとのキャッチコピー?が、なんていうのかなリズミカルでとても文学的なのです。展示そのものも新鮮でしたが、この魅力的な説明文が楽しくて、次のテーマはどんなコピーだろう?どんな解説だろう?とわくわくしながら回りました。
全部見終わってミュージアムショップを見ていたら、横浜みなと博物館のシミュレーターでわたしの前に船を操っていた女性2人組がいることに気づきました。
この女性2人組も、ぐるっとパスで4館はしごをしたのかもしれません。
建物を出て、反対側の入り口・馬車道玄関に回りました。
まだ余力があれば中華街か元町まで歩いて夜ご飯を食べるつもりでしたが、さすがに疲れてしまい、馬車道を関内駅まで歩き、JRで家路に着きました。