歩く50代夫婦の休日

今度の週末どこ行こう?明日の休みは何しよう?同年代のウォーキング好き・旅行好き・歴史好き・美味しいもの好きに向けて、こんなところもあるよ、こんな過ごし方もあるよと参考になれば幸いです。

坂戸市『聖天宮』

12月の休日、クルマで坂戸市の『聖天宮』に行ってきました。

家から聖天宮までは30キロメートル強。

 

ナビに聖天宮をセットして出発です。

 

 

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目的地が近づくと雑木林や畑の中に、

 

でん

 

聖天宮が。

 

遠目からでもすぐわかりました。

 

日本の武蔵野の中に、いきなりそこだけ台湾です。

 

目立ちます。

 

が、駐車場には車とバイクが数台。

聖天宮の外には人がいません。

 

台湾旅行をしたとき、現地の神社やお寺は中も外も地元の人や観光客で大賑わいだったので、ちょっと違和感がありました。

 

曇り空の寒い日だったので、たまたま人が少なかったのでしょうか。

 

 

チケット売り場に行くとJAFの会員は50円引きだそうで、2人分900円をお支払いして中へ入りました。

 

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アングルを全く考えないで写真を撮ったのですが、背景にビルやマンション、鉄塔や送電線が写り込まないって、すごくないですか?

 

人もいないし、なんだか映画のセットみたいな感じですが、建物はハリボテではありません。重厚な石造り、精緻な細工が施されて絢爛、ホンモノの台湾のお宮です。


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建物の奥まで進むと案内係の方が2人いらして、写真を撮っていい位置や聖天宮が建立されたいきさつなどいろいろ説明してくださいます。

 

彫刻の龍が5000匹いる、と案内の男性がおっしゃっていました。

5000匹!

確かにすごい数の龍の彫刻があります。

 

祭壇の横の部屋には螺鈿が施された豪華応接セットがあり、案内係の方から夫婦でそこに座るようにと言われました。

写真を撮ってくださるそうです。

 

旅行に行っても、自撮り含めほとんど自分たちが写った写真は撮らないのであまり気乗りはしなかったのですが、せっかくのご好意なのでスマホを渡して写真を撮っていただきました。

 

聖天宮は、とある台湾の方が病気平癒のお礼のために、はるばる台湾から資材を持ち込み台湾の宮大工さんが15年かけて造ったそうですが、なぜ台湾の方が日本の、しかも坂戸にお宮を建てたか?

 

答えはお告げに示された場所が日本の坂戸だったから。

 

そのいきさつにも、台湾の方の途方もない財力にも、すごいとしか言いようがなかったのですが……。

 

実を言えば、龍の彫刻よりお宮建立のいきさつより、キョンシー?のコスプレをしている若い女の子達に驚いて目を奪われてしまいました。

 

わたし達は全く知らなかったのですが、聖天宮はコスプレの撮影場所として有名なところだそうです。

 

キョンシー?の他に天女みたいな中国のお姫さまのような衣装の方もいました。

 

様々なポーズで撮影していましたが、とにかくみんな楽しそう。

 

自分たちで衣装も縫ったのかな?

 

どの子も見とれてしまうくらいかわいくて、思わず写真撮っていいですか?とお願いしたくなりましたが、邪魔をするのも悪いので、記憶の中に収めて聖天宮を後にしました。