戸栗美術館
ぐるっとパス 5館目
東京都写真美術館のあと、恵比寿駅から渋谷駅までJRで移動、渋谷駅から歩いて戸栗美術館に行きました。
戸栗美術館は夫婦ともに初めてです。
松濤のお屋敷街の中にあり、数分前の渋谷の雑踏が嘘のように静かです。
入り口に、松濤美術館への行き方を書いた地図が置いてあります。
わたし達も戸栗美術館のあとに松濤美術館に行くつもりだったので、とても助かります。
今回観たのは
初期伊万里 大陸への憧憬展。
館内は何組かお客さんがいるという感じでしたが、外国人のお客さんが半分くらいいました。
展示品には、やきもののことがよくわからない人(つまりわたし)にもわかるように、簡潔な説明が書いてあります。
(戸栗美術館は解説といい、松濤美術館への行き方の地図といい、来館者の気持ちがわかっている方々が運営なさっているのだなと思いました)
伊万里の初期のものなので、職人さんの指のあとが残っていたり、厚みがあったりで、絵が自由だったり。
面白かったです。
やきものの里を訪ねたり買ったりするのが好きですが、単純に好きか嫌いかでしかやきものを捉えられないでいます。
きちんと知識を持って名品や貴重な品を見られるようになったら楽しいだろうな、と思います。