書道博物館 上野界隈の美術館・博物館めぐり その1
ぐるっとパス24館目
Calligraphy Museum
今日は上野界隈の美術館・博物館をめぐります。
鶯谷の駅から歩きます。
有名なお豆腐料理やさん、笹の雪。
ビルに入ったお風呂屋さん。
子規庵。
着きました。子規庵の目の前が書道博物館です。
入り口の外壁にこんな注意書きが。
って、平昌オリンピックより後に掲げられたわけですね。
わたしの周りだけかもしれませんが、
そだねーをとりわけ気に入って使っていたのはご年配ばかり。
書道ファンは老若男女幅広いとは思うのですが、ここを訪れるのはご年配が多いのかな?ご年配にウケる注意書きにしたのかな?と入館前から妙なところに関心がいってしまいました。
館内は撮影禁止なのですね。
特別展は
王羲之書法の残影ー唐時代への道程ー
です。
夫は書を鑑賞するのが好きで、有名な書家の作品集も何冊か持っています。台湾の故宮博物院でも書の展示をじっくり観ていました。
わたしは小学1年から高校2年まで11年お習字の教室に通っていましたが、書道の域には全然達しなくて、書道のことはわかりません。
作品はただ好きか嫌いかで鑑賞しています。
書道博物館の展示品には、中村不折のキャラクター『フセツくん』が語りかける感じの解説がついているので、それを頼りに見どころを知ることができました。
ちなみに、『新宿中村屋』の看板文字、清酒『日本盛』『真澄』(https://sekenshirazuplus.hatenablog.com/entry/2019/03/11/%E8%AB%8F%E8%A8%AA%E6%B9%96%E4%B8%80%E5%91%A8%E6%AD%A9%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F_50%E4%BB%A3%E5%A4%AB%E5%A9%A6%E3%81%AE%E9%9D%92%E6%98%A518%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%B7_)のラベルを書いたのが中村不折だそうです。
館内にはいたるところに撮影禁止の注意書きや、触るの禁止の注意書きが貼ってあるのですが、どれもクスッと笑ってしまうようなユーモアに溢れた注意書きなのです。文字も読む人の心にスッと入ってくるとても素敵な字です。Wi-Fiの使用場所の注意書きはWi-Fiマークの扇型になっているし、鑑賞の途中からは次の注意書きは何だろう?と、作品より注意書きを読むのが楽しみになってしまいました。
帰り際に受付の方に注意書きが面白いですねと話したら、学芸員が書いているんですよ、伝えておきます。とのこと。
今度は書道のことをきちんと勉強してから訪ねます。また新しい注意書きになっていたらうれしいです。