映画 街のトム&ソーヤ
娘は小学校の中学年時代、ジュブナイルの名作・街のトム&ソーヤに夢中だった。
新刊が出るのを今か今かと楽しみにし、著者のはやみねかおる氏の講演会に参加してサインをいただき、一緒に写真を撮っていただいたりもした。
娘自身は大学生となり、とっくの昔にジュブナイルを卒業しているが、母である私が、娘の子ども時代を懐かしむために新刊を揃え続けている。
この夏、街のトム&ソーヤが映画化されたとを知ったわたしは、娘を映画に誘ってみた。
もう興味ないよと断られるかと思ったが、意外にも「え、懐かしい!行きたい!」と乗り気になってくれて、今日2人で映画を観てきた。
私は単純に好きな俳優が出ていて楽しかったが、原作の世界観にどっぷりだった娘は映画に対して辛い評価をするかと思いきや、「楽しかった〜!割と原作に忠実だしね」「それにしても出番ちょっとの役に全部イケメン使って、イケメンの無駄遣いだなぁ笑」と楽しそうだった。
絵本や児童文学の名作は子どもはもちろん、親も幸せにしてくれる。
子ども時代が終わってからも読み返したり、映画化されて楽しんだり、ずーっと幸せを与えてくれる。
街のトム&ソーヤ、幸せをありがとう。