スターバックスの地元フラペチーノ 宮城県と新潟県
歩く50代夫婦がスターバックスに入るときは、コーヒーが飲みたいときなので、ほぼ100%コーヒーをオーダーする。
しかも少しゆっくりしたいときでもあるので、テイクアウトしたことがない。必ず店内でコーヒーを飲む。
しかし、娘は違う。
コーヒーブレイクしたいわけでもゆっくりしたいわけでもない彼女は、フラペチーノをテイクアウトする。
この夏は都道府県独自の地元フラペチーノをできるだけ多種類飲みたいらしい。
だが昨年に引き続きコロナ禍の夏だ。
ふらり旅行するわけには行かないが、一親等の葬儀で宮城県へ行く際に道中スターバックスに寄って欲しいと頼まれた。
群馬県で寄ったスタバの地元フラペチーノは早朝にもかかわらず、まさかの売り切れだった。
マンゴーとヨーグルトのフラペチーノを諦めきれない彼女は、スマホで近隣のスタバを検索し、1番近かった佐野のスタバに車内から電話をかけた。
「今から行きたいんですけど、群馬の地元フラペチーノはありますか?」
佐野のスタッフさんは、こう答えた。
「すみません、栃木のフラペチーノならあるんですけど」
忙しいさなかに変な電話に丁寧に対応してくださったスタッフさんにしっかり謝り、群馬は諦めて宮城に行った。
宮城と新潟ではお目当てのフラペチーノをしっかりゲットし、堪能していた。