フライパンひとつでパンを作る
昔々、通販生活にハマっていた頃買ったリーガルブレッドメーカー(←ホームベーカリー)が、とうとう壊れてしまった。
モーター部分はちゃんと動くので、厳密には壊れてはいないんだけど、生地を捏ねる羽根の軸のゴムパッキンが経年劣化で千切れてしまったからパンを作れなくなってしまった。
パッキンさえあればまだ使えるのに、メーカー自体がもう存在していないみたいで別売り部品は手に入らないし、近くのビバホームで探してもぴったり合いそうなパッキンがなかった。
で、それなら生地から自分で作ればいいかなと思い、だけど面倒な作業はしたくないので、フライパンひとつでできる『ちぎりパン』を作ってみた。
ボールも何にも要らない。
牛乳や玉子や小麦粉を混ぜるのも、生地を2回発酵させるのも、パンを焼くのもひとつのフライパンの中でやる。
洗い物がほとんど出ない。楽ちん。
オーブン使わないから、オーブン周りを熱から守るためにあれこれ片付けなくていいし、余熱もしなくていい。楽ちん。
あまりにも簡単なので、パンはプレーンな白パンと、胡桃とチーズ入りパンの2種類を作った。
外はカリッと、中はふわふわ。
寒いから夕食に牡蠣のチャウダーを作って、パンと食べた。美味しかった。