平田牧場の豚肉のラードでとんかつを揚げる
ドライブ旅行の帰路。
夕方から夜になる頃だと、夕食をどうするか?を決めなければなりません。
外食するか
家で食べるか
食べるなら何が食べたいか
今回は、わたしがとんかつが食べたい!と具体的にリクエストしたので、
美味しそうなとんかつ専門店があったら入ろう、ということになりました。
ところが残念ながら、ロードサイドにとんかつやさんが見当たらない。
家に帰れば平田牧場の豚ロース肉が冷凍してあります。
ナビの自宅到着時刻は18時30分。
19時半には夕食を始められそうなので、帰宅して自分で作ることにしました。
平田牧場の豚バラブロックで角煮を作るとき、大量のラードが採れます。
これまで、その真っ白な良質なラードをもったいないと思いつつ、どうやって使えばいいのかわからずに処分してしまっていました。
年末に角煮を作ったとき、そのラードでとんかつを揚げてみようと思いたち、冷凍しておきました。
平田牧場の厚さ1.5センチの豚ロース。
これを帰宅してすぐ、流水解凍します。
解凍したら、身が反るのを防ぐため、脂と赤身の境のところに3箇所ほどハサミを入れておきます。
下味はつけません。
溶き卵に混ぜ薄力粉を少し混ぜたバッター液にお肉をくぐらせ、
パン粉をまぶします。
ふだんなたね油を170度に熱しているので、今回のラードも170度に設定しました。
4分ほど揚げ
包丁を入れると、お肉はきれいな桜色。
あらかじめボールいっぱいに作っておいた千切りキャベツを添えていただきました。
お店ではラードで揚げるとは聞いていましたが、プロだからカラリと揚げられるのであって、素人にはラードは難しいのかと勝手に思っていましたが、
わたしにもカラリと揚げることができ、そしてしつこい感じもなく、とても美味しいとんかつに仕上がりました。
旅行帰りの夜に面倒がらずに料理した甲斐がありました。