太宰治文学サロン 三鷹・吉祥寺の美術館めぐり その2
Dazai Osamu Literary Salon
今日は、ぐるっとパスで入れる三鷹・吉祥寺の美術館3館をめぐるつもりで、
まず初めに三鷹駅前の三鷹市美術ギャラリー 『タータン 伝統と革新のデザイン展』を観ました。(別記事あり)
三鷹市美術ギャラリーのあと、三鷹駅前をちょっとだけぶらぶらしていたら、偶然太宰治文学サロンの前を通りかかりました。
太宰治が三鷹に住んでいたことや、お墓が禅林寺にあること(以前深大寺から三鷹駅まで夫婦で散歩したとき、そのお墓を訪ねたことがあります)ぐらいしか知らなかったので、興味を引かれ入ってみることにしました。
なんと、入館料は無料だそうです。
このサロンが建つ場所は、元は伊勢元という太宰が通った酒屋さんの跡地だそうです。
サロン内はこじんまりとしていますが貴重な資料が展示されていて、ガイドボランティアの方が丁寧に解説してくださいます。
陸橋の上に佇む太宰の写真があるのですが、その陸橋は今も残っている、とか
壁の地図を見ながら、玉川上水で入水自殺をしたとき、ご遺体は1キロメートルほど流された場所で見つかったが、有名人の太宰と無名の山崎富栄ではご遺体の扱いが違った、とか
いろいろとお話ししてくださいました。
サロンは平成20年3月1日に開設され、平成30年9月22日には入館者が15万人を超えたそうです。
わたし達はふらりと立ち寄りましたが、はるばる遠方からこの場所を目指してみえる方も多いのでしょう。
このような場所に偶然出会えるのが街歩きの楽しいところです。
丁寧にわかりやすく太宰治について教えてくださったボランティアガイドの方にお礼を言ってサロンを後にしたわたし達、次は玉川上水沿いに井の頭公園方向へ、山本有三記念館を目指して歩きます。