50代夫婦のバレンタイン
2月14日のバレンタインデー、うちの娘を見ている限りでは、全然愛の告白の日ではありません。
娘は、お世話になっている身近な男性(家族や先生など)にも贈りますが、メインは女友だちに贈る「友チョコ」です。
贈るチョコレートについて、相手にどう思われるかを気にしているのも「友チョコ」。
友だちみんなで贈り合うので、さすが!と言ってもらえるチョコレートをどうチョイスするか、センスの見せどころのようです。
いまやバレンタインデーは女子が女子に贈りものをするイベントのようですね。
夫婦の場合はみなさんどうしているのでしょうか。
わたしもとりあえず、夫に何かしらプレゼントを贈っています。
チョコレートを贈ることもありましたが、チョコレートはついでで、メインはネクタイやお財布・キーケースなどの小物類。
ここ数年はついでだったチョコレートはもはや付けず、バッグや服などだけをプレゼントしています。
今年はギリギリの13日まで何を贈るか悩んだのですが、もうモノを考えつかなくなったので、お酒を贈ることにしました。
これです。
陸前高田の造り酒屋さん、
酔仙酒造株式会社の『雪っこ』。
冬季限定の日本酒で、白く濁った活性原酒です。
うちの50代夫はお酒は何でも飲みますが、日本酒は格別だそうです。特にとろりと甘い日本酒がいいと言います。
今は淡麗辛口がもてはやされているので、甘い日本酒自体あまり見かけないですし、しかも甘ったるいのではなく「甘くて美味しい」日本酒となると、なかなかありません。
『雪っこ』は、とろりと甘くて美味しい。
東日本大震災からの復興を願って陸前高田市にふるさと納税をさせていただいた折に、お礼の品として出ていた『雪っこ』に出会い、その美味しさを知りました。
その後も何度かふるさと納税のお礼の品として送っていただいていたのですが、一昨年の健康診断の結果、日本酒は控えないといけなくなり、しばらく日本酒はやめていました。
数値が良くなり、また日本酒を飲めるようになったので、
バレンタインのプレゼントに『雪っこ』を贈ることにしました。
都内のデパートや岩手県のアンテナショップでは取り扱いがあるようですが、近所の酒屋さんやデパートで見かけたことがありません。
そこで、酔仙酒造さんに電話をして近くで買えるところをお聞きしたのですが、残念ながら近くには置いてあるお店がなく、今からの発送でも翌日のバレンタインに間に合うとのことなので、宅急便で送ってもらうことにしました。
8000円以上買うと送料無料とのことなので、『雪っこ』180ミリリットル缶×30本入り1ケースを注文しました。
宅急便はお昼前に到着し、夫の晩酌に『雪っこ』を出したところ…
にこにこしながら
「おっ!雪っこ! どうしたの?ふるさと納税?」
……おい、おい(^_^;)
バレンタイン用に取り寄せたんだよ、と告げると、とても喜んでくれ、
「ホワイトデー何がいい?」と上機嫌でした。
ちなみに、とろりとしたお酒に合うように、夕食の献立はさんまの開きを中心に組み立てました。力強い味のおかずに負けず、むしろ引き立て合うお酒です。